
猫のために生きる
猫を飼い始めたのはいつからか。気づけば猫は私の生活には欠かせない存在になっていました。
毎日がゆったりと進み、穏やかで平和な日々に幸せを感じます。
最近は猫ブームとも言われ、猫達が多く話題に取り上げられていますが、猫の魅力と言えば、ツンデレなところでしょうか。
ベタベタというスキンシップは無く、とても自由気ままですが、ふとした瞬間にスリ寄ってくれると堪らなく愛おしく思えます。

日常のことで言えば、仕事から帰ってきたとき。駆け寄ってくれるわけではないですが、リビングの入り口から玄関をジッと見つめてきます。
そんな姿をみて、思わず自分から駆け寄ってしまうのですが、その度、この子の策略にはめられてるのか、と実感して自分の親バカなところに笑ってしまいます。
猫を飼う上での良さは、散歩や運動などが必要でないところです。さらに、キレイ好きなので、自らトイレを覚えてくれます。
夜行性なので、日中はあまり動くことは無く、仕事で家を空けてしまっても、帰ってきて、夜遊んであげることができます。
働いている人にとっては生活リズムを乱すことなく、一緒に暮らすことができるので有難いですよね。
また、普段ほとんど手が掛からない分、病気や肥満にならないように体のケアをしてあげる事にはついつい身が入ってしまいます。
これは猫を飼っている人の多くが思うことかもしれませんね。
私は、猫と生活を始めて大きく変わったのが精神的な面です。

仕事から疲れて帰ってきても、家に帰ると家族が居る。
そんな生活がとても心地よくなっています。
今までは家に帰っても一人で、仕事の疲れも、肉体的な面では癒えても精神的な面では疲れが溜まる一方でした。
しかし、現在は自由気ままな猫と、他愛も無く遊んだり、一緒に寝たり、ふれあうことで心が癒され、次の日の仕事の原動力になります。
仕事中心だった生活も、猫と共に暮らす、プライベートな時間の方を大切にするようになりました。
もちろん、猫を飼い、育てると言うことには責任があります。
大変なことも、時に悩まされることもありますが、それ以上に猫にとても大切なものをもらえました。
猫を家族に迎え入れたことによって、毎日が楽しく、幸せです。
だからこそ、手が掛かることもいとわない、猫のために生きると言うことさえも愛おしく思えてきます。
少し親バカが過ぎる、と言われてしまうかもしれませんね。
それでもこの幸せな日々を大切にしながら、これからも猫と共にゆったりとした時間を過ごしていきたいと思います。