
記憶力や集中力をあげたいと思っていますか?
いわゆる脳力向上です。
脳血流の向上と神経細胞保護作用によって脳血管障害や、加齢によるもの忘れを改善し、脳の活動を活性化することによって集中力、記憶力を向上させるスマートドラッグとしても有名なのが、ビンポセチンです。
日本ではかつて医薬品として使われていました。
海外ではサプリメントとして販売されており、ネット通販で個人輸入が可能です。

ビンポセチンとは
ビンポセチンはキョウチクトウ科ヒメツルニチニチソウ(蔓日々草) のインドール・アルカロイドである含まれるビンカミンという物質の誘導体です。
ビンポセチン使用において毒性作用は見られません。
ビンポセチンは、血管を拡張させ、血液粘性を低下させることで脳の血流量を増し、脳の代謝改善サポート、 神経保護作用などがあるとされており、ヨーロッパやメキシコなどでは医薬品として使用され、かつては日本でも使われていました。
また、健康な血流と酸素利用を維持しながら、脳内代謝を増幅します。
ビンポセチンは脳の血管平滑筋を弛緩することで、脳の血流量を 増すことが明らかにされています。
その他、動物実験では動脈硬化や胃保護作用、乗り物酔いなどにも働きがあるとされています。
脳で働くしくみ
ビンポセチンは下記のしくみで、効果を発揮します。
- 脳の毛細血管を拡張する働き
- 血小板の凝集を防ぎ、血管内で血栓ができるのを阻止する
- 脳のエネルギー生産を高める
- ブドウ糖と酸素の輸送スピードを高める
ビンポセチンは脳への血流量を増加させ、脳の毛細血管を拡張する作用があります。
このため、赤血球が毛細血管を通過し、酸素を効率的に組織に届けることができるのです。
それに加えて、ビンポセチンは血小板の凝集を防ぎ、血管内で血栓ができるのを阻止する働きがあります。
脳の健康を維持するには、脳に酸素をしっかり供給するだけでなく、神経細胞が十分なエネルギーを生産しなくてはなりませんが、ビンポセチンには、脳のエネルギー生産を高めることも確認されています。
さらに、ビンポセチンには、ブドウ糖と酸素の輸送スピードを高めることで、ミニ脳梗塞のダメージを軽減する効果もあります。
ノルアドレナリンを放出させることによる効果も注目されています。
ビンポセチンは脳の青斑核(せいはんかく)と呼ばれる箇所にはたらきかけ、ノルアドレナリン神経を興奮させます。
ノルアドレナリン神経は計画、判断、実行をつかさどる前頭葉に伸びていますから、ビンポセチンの摂取によって前頭葉の活動が高まります。

ビンポセチンに期待できる効果
ビンポセチンを経口摂取すると、脳への血流、脳の酸素とグルコースの利用が増え、脳の低酸素への耐性が改善され、低酸素症に対しては血管拡張が促されます。
また、健忘症 脳卒中の改善や健康な脳のエネルギーを最適化し、神経伝達物質のレベルを健全に維持し、注意力・記憶力・集中力を高めます。
コグニトールの有効成分であるビンポセチンはその脳内血流や脳機能の改善が注目されており、特に記憶力改善作用があるスマートドラッグして海外ではサプリメントとしても使用されています。
また血流の改善による視覚や聴覚の保護作用があるとされ、やけどの後遺症やB型肝炎による視覚の損傷の回復や、事故による耳鳴りや聴覚の異常にも有効であるといった報告があります。

効果的な飲み方
ビンポセチンの特徴として食事と一緒に摂取されることでその吸収が格段に上がる特徴があります。
空腹時に摂取された場合のビンポセチンの吸収率は7%程とされているのに対して、食事と一緒に摂取された場合にはその吸収率が60%程にもなるとされています。
飲む量
ノルアドレナリン神経の数は加齢によって減少し、集中力、注意力、脳における情報処理のスピードが落ちていきます。
これを回復させるには、1日10-40ミリグラムのビンポセチンを摂取するのがよいとされています。

今日本では市販されていない
日本では脳循環改善薬として、めまい、頭重、頭痛などの改善を目的に用いられていました。
しかし再評価の結果、顕著な効果が確認できなかったため、2001年市場から回収されています。
新しい治験を実行するための費用と、その後の利益を比べた結果の判断といわれています。
購入するには個人輸入による通販が可能です。
