
妊娠とアトピーの関係について調べていますか?
私も将来は赤ちゃんがほしいと思っています。
アトピーの人は妊娠しにくいという話もあるので、妊娠と出産については、かなり勉強しています。
調べたことをまとめてみますね。
妊娠希望の方のお役にたてたら嬉しいです。
妊娠するとアトピーは悪化するのか?

アトピー性皮膚炎の女性が妊娠すると、アトピーの症状は悪化するのでしょうか。
これは、ある意味事実です。
というのは、妊娠すると体温は高くなります。
基礎体温でいう高温期ですね。
体温が37度前後になります。
アトピーは熱で悪化しますから、このためにひどくなると言われています。
妊娠前から漢方薬などで血流をよくしておくと、この妊娠期の悪化をおさえることができます。
また漢方薬でのアトピー治療は、お産が軽くなったり、体調がよくなったり、産後の回復が早いという作用も期待できます。
妊娠前から自分の体質に合う漢方薬をみつけておくのがいいですね。
ただし、安全というイメージがある漢方薬でも、妊娠中に飲んではいけない生薬もあります。
自分勝手に判断せずに専門医に相談してください。
[st-kaiwa3]牡丹皮・センナ・大黄・桃仁・紅花は、妊娠中は使ってはいけない生薬です。妊娠前は飲むと良い生薬も、妊娠後はダメなケースがあるので、漢方の専門家の指導をうけましょう。西洋薬=危険、漢方薬=安全ではありません。[/st-kaiwa3]
食事で悪化させない体を作る

普段の食事で体の熱をとっていく方法なら、漢方薬より安全です。
以下の食品が妊娠期のアトピー症状の悪化をおさえてくれますよ。
笹や大麦若葉
水溶性繊維は便通をよくするので、便秘がちな人におすすめです。
緑豆
緑豆にはアトピーの赤みをとる作用があります。また、便通もよくしてくれます。
玄米・雑穀米
便秘の人におすすめです。100%玄米が苦手な方は白米と混ぜて炊いてもOKです。
果物
生のフルーツには消化酵素が多く含まれています。ジュースにしても、そのままでも美味しいリンゴがおすすめ。朝食前の空腹時に食べると太りません。
乾燥ナツメ
乾燥ナツメには妊婦に必須の栄養素、葉酸がたくさん含まれています。食後に食べても大丈夫です。
妊娠希望なら早めの妊活を「早期妊活のススメ」

アトピーもちで結婚をし、いずれは子供がほしいと考えている場合、できるだけ早く妊活したほうがよさそうです。
というのは、下記でも書いた通り、アトピーの人は月経不順・月経異常になりやすいからです。
月経不順は不妊のもとなので、もともとアトピーの人は妊娠しづらいということがいえるでしょう。もちろん全員ではありませんが。
アトピーでない人でも、年齢がすすむにつれて、妊娠しにくくなります。排卵日近くに性交渉をして、自然妊娠の確率は、20歳~30歳で25-30%、35歳で18%、40歳で5%となっています。
平均すると健康な男女であっても、自然に妊娠する確率は20%程度と考えられます。もちろん若いほど妊孕力(妊娠する力)が高いです。
ただでさえ、妊娠しにくいといわれるアトピーの女性。
「今すぐはいらないか…」「まだ早い…」なんて考えずに、将来赤ちゃんがほしいなら、すぐに妊活をはじめたほうがよさそうですね。
高齢になればなるほど、妊娠しづらくなりますし、不妊治療・妊活にかかる費用も増えていきます。
私もアトピーの悪化が怖くて妊娠時期は悩みますが、不妊治療をしていたらアトピーが治ったという話もありますし、どんな苦労も若いうちのほうが乗り越えるパワーがあると思います。
アトピーは勉強すればするほど、「方法はいくらでもある」と思えて、安心できますよ。
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