[st-kaiwa2]子猫を飼うなら生後何ヶ月からがいいですか?[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa3]子猫から飼うなら2~3ヶ月がいいですね。[/st-kaiwa3]

子猫を飼い始める時に、生後どれくらいから引き取っていいのか、悩みますよね。
とくに、初めて猫を飼育する方ならわからないと思います。
このページのテーマは「子猫を飼うなら生後何ヶ月から飼うのがよいのか」です。
もちろんこれから飼う子猫の年齢を選べる前提です。
拾った猫、人から譲り受ける猫なら、年齢を選べない場合もありますよね。
飼い始めるのに、良いのは生後2ヶ月~3ヶ月といわれています。
しかし、この年齢以外でも、愛情をもって育てていくなら、人間に懐きますし、しつけも可能です。
もちろん大人の猫でもそうです。
どれくらいの年齢の子猫が飼いやすいのか、2ヶ月~3ヶ月が良い理由も一緒に考えてみましょう。
猫の性格のこと

猫はさまざまな性格をもった、個性の強い生き物です。
猫の性格、しつけのしやすさは、生後16週間までの間につくられます。16週間というとだいたい4ヶ月ですね。
はじめて猫を飼うなら、おとなしく、しつけのしやすい猫を選びたいですよね。
猫の性格が完全にかたまってしまう4ヶ月より前に自宅にお迎えするのがおすすめです。
とくに、猫以外の動物(犬や鳥)がいる家に、猫を迎え入れる場合は、生後早い時期のほうがいいでしょう。
早いほうが環境に慣れるのが簡単だからです。
2ヶ月~3ヶ月の子猫なら、あと1~2ヶ月性格形成の時間がありますので、飼いやすい猫に育てることが可能です。
しつけのこと

しつけの中で一番先にしておきたいのがトイレのしつけですよね。あちこちにオシッコやウンチをされたら困ります。
トイレのしつけは、赤ちゃんの頃から可能です。子猫は、生後3週間~1ヶ月ほどすると、ヨチヨチ歩きをはじめます。
歩き出したら、どこでオシッコをするかわかりません!
オシッコの匂いをトイレにつけてあげ、オシッコをしそうになったら、トイレに運んであげると「ここがトイレなんだな」と簡単に覚えてくれますよ。
ブリーダーさんの家でトイレのしつけをされている場合、使用済のトイレ砂やペットシートをもらってきて、新しいトイレにおくと、トイレを覚えてくれます。
新しい環境に慣れるのも、若いほうがいいので。2ヶ月~3ヶ月のころがいいというわけですね。
ワクチン(予防接種)のこと

子猫は生まれたてのころは、母親からもらった抗体で健康を保っています。
その後、抗体の効果がなくなっていき、自分で自分の身体を守らなくてはならなくなります。
猫を病気から守るためにワクチン(予防接種)が必要です。
ワクチンを打っておけば、未然に防げる病気がたくさんあります。
とくに感染症など伝染する病気は、ワクチンで感染を防いだり、もし感染してしまっても症状が軽くてすむのです。
母親からの抗体が残っている状態では、ワクチンを打っても効果がありません。
ですから、最初のワクチンは生後1ヶ月~3ヶ月の間にするようになっています。目安は子猫の体重が1キロを超えたくらいです。
子猫はとても小さく弱いので、1度目のワクチンを接種してから、自宅に迎えたほうがいいという意味でもワクチン接種後の2ヶ月~3ヶ月がいいでしょう。
ちなみにワクチンにかかる費用ですが、
- 3種混合=3,000円~3,500円
- 4種混合=4,500円~6,500円
- 5種混合=5,500円~7,500円
が目安となっています。
まとめ
子猫を飼い始めるのは、生後2ヶ月~3ヶ月がおすすめ。飼いはじめたらすぐにトイレのしつけをしよう。
生後2ヶ月~3ヶ月ではない子猫でも、大人の猫でも、人間になつかないことはありません。