
HMBとは、体内では分岐鎖アミノ酸ロイシンの代謝中に生成される物質で、正式名称を「β-ヒドロキシβ-メチル酪酸」といいます。
ちょっと難しいですよね^^;
一般的には「筋肉サプリの成分」として知名度があがってきています。
HMBは、エクササイズによってタンパク質が分解されるのを防ぎ、筋肉の回復をサポートする働きがあります。
筋肉を作るのが重要なアスリートはもちろん、引き締まったボディ作りのために女性がダイエット目的で飲む場合もあります。

HMBを飲むタイミング

HMBで最大限効果を得るためには、最適なタイミングで飲む必要があります。
おすすめのタイミングはありますが、製品ごとに推奨されているタイミングは違うので、ご自身の飲む製品の説明書をよく確認してくださいね。
飲むタイミングで一番効果的とされているのが筋トレ後です。
筋肉をつけるためにトレーニング後にプロテインで栄養補給するのは、筋肉づくりの基本ですよね。
これは、筋トレの直後が「身体が損傷した筋肉を補修しようとして活発に栄養を届けてくれる」からです。
HMBも筋トレ後に飲むのが最適です。プロテインを飲んでいる方は一緒に飲むのがいいでしょう。
トレーニングをしない日の場合は、食後がおすすめです。食後は他の食事が胃腸にありますから、強力な胃酸の影響をうけずに成分を吸収しやすくなっています。
[st-kaiwa3]トレーニング後と食後が最適なタイミングです[/st-kaiwa3]
HMBを飲む量
HMBを飲む量はどれくらいでしょうか?
基本的には、飲むHMBサプリの容量の説明を読んで、推奨される量を飲んでください。
サプリメントの場合は、1日○錠などハッキリと明記されているので、飲む量に迷うことはありません。
製品によって多少の違いはありますが、1日3gが目安です。
ただし、注意して欲しいは多すぎても好きな過ぎてもダメということです。
とくに「多く飲めばそれだけ効果が出る」と考えるのは誤りです。
逆に、HMBを飲みすぎると筋肉が減少するという試験結果が出ています。
HMBを飲みすぎるとなぜ筋肉量が減ったのか詳細は解明されていませんが、推奨されている量を守ったほうがいいのは間違いありません。
体重や体格によって量は変わる?
求める筋肉量やその人の体格に違いはありますが、摂取する量は「1日3g」もしくは「HMBサプリパッケージに記載されている量」を飲んでおけば間違いありません。
自分は痩せているから少なめで…とか、早く効果を出したいからたくさん飲もう!など、自己判断で調節しなくて大丈夫ですよ^^
HMBとクレアチニンの関係

クレアチンという言葉は聞き慣れないかもしれませんね^^
クレアチンとは、有機酸の一種で、1-メチルグアニジノ酢酸(メチルグリコシアミン)です…と言われても難しいですよね。
簡単にいうと、人間の体内にもとからある物質で、その95%が筋肉の中にあります。
クレアチンは筋肉の中で、筋肉を動かすエネルギーの合成に関与する物質です。
人間が筋肉を動かすには、エネルギーが必要です。車を動かすガソリンですね。
ガソリンとなるのは、脂肪と糖などからつくられたATP(アデノシン三リン酸)という物質です。
このATP(アデノシン三リン酸)を作るのに必要なものの1つがクレアチンです。
クレアチンのほかにも、ATP(アデノシン三リン酸)を作る方法はありますが、瞬発力をともなう運動に必要なのが、最も短時間でATPを合成できるのがクレアチンです。
このクレアチンをHMBと一緒に摂ることで、筋肉増量効果や体脂肪減少効果が向上することがわかっています。
とくに、筋トレを始めて間もない方は効果がハッキリ出やすいので、同時摂取がおすすめです。
[st-kaiwa3]筋肉がまだできていない時は効果がわかりやすいです![/st-kaiwa3]
HMBはダイエットに効果がある?
HMBはボディビルダーのようなムキムキの筋肉をつくるイメージがあるかもしれませんが、それだけではありません。
HMBは体脂肪を減少させる効果があるので、もちろんダイエットにも有効です。
HMBは女性が飲んでも効果がある?
HMBサプリをダイエット目的、トレーニング目的で飲む方も増えています。
男性に比べてもともと筋肉がつきにくい女性は、HMBの効果が顕著に現れるという声も多いです。
インスタやブログを見ていると、みごとな腹筋を披露している女性モデルもたくさにます。
HMBサプリやトレーニングは、いまや男性だけのものではありませんね。
女性にとって筋肉をつけると脂肪燃焼効果があがり、太りにくくなるといった効果も期待できます。
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