
レジスタントスターチは人間の胃や小腸では分解されず大腸まで届くでんぷん分解物のことです。
簡単にいうと食物繊維です。
ハイレジスタントスターチとは、レジスタントスターチが多い=ハイ、という意味になります。
- レジスタント=消化されない
- スターチ=でんぷん
という意味。
ハイレジスタントスターチ食品は、穀物でありながら食物繊維と同じような働きをしてくれるんですね。
レジスタントスターチは良質の炭水化物でありながら、大腸まで届きいて腸内細菌のエサになります。
[st-kaiwa3]乳酸菌に似ていますね^^[/st-kaiwa3]
ハイレジスタンススターチの効果
ハイレジスタンススターチ食品はエネルギーになりにくいので脂肪にもなりにくいです。
また、整腸作用があるので腸内環境を整える効果があり、ダイエットや生活習慣病予防への効果があるとされています。

食物繊維には様々な効果がありますが、ハイレジスタントスターチはとくに腸内細菌に対して良い効果があり、
- 不溶性食物繊維
- 水溶性食物繊維
両方の効果を併せ持っているという特徴があります。
ハイレジスタンススターチを含む食品

ハイレジスタンススターチを多く含む食品は、
- 雑穀
- 豆類
です。とくに、多いのがハイアミロースコーンスターチ。つぎにいんげん豆です。
そしてコーンフレーク、パスタのでんぷんの一部にも含まれています。
ライ麦や大麦にも多く含まれています。
また、ご飯を冷やすこと=冷や飯にすることで、でんぷん質のレジスタントスターチが増えます。
まだ市販されている食品は少ないですが、ハイレジスタントスターチの麺類やパンが多く商品開発されている途中です。