
目次
オステオポンチン オステオカルシンとは
認知症を防ぐ「オステオポンチン」免疫力を根本からアップさせる
オステオポンチンは骨が生みだす成分です。
オステオポンチンは体を支える骨を作るだけだと思われていましたが、体全体の免疫細胞をつくることがわかっています。
オステオポンチンを生みだす骨が人間の老化を防ぐ可能性が大いに高まりました。
骨の細胞が人間の健康・老化をつかさどると言ってもいいかもしれません。
また骨が生みだすオステオカルシンには記憶を司る能力があります。
マウスの実験ではその記憶力に大きな違いがでることがわかりました。
また、オステオカルシンには精力をアップする働きかけを生殖器に働きかけることがわかっています。
オステオカルシンにはテストステロンという男性ホルモンを増やす働きがあります。
オステオカルシンがないと精子を作り出す働きが半分以下になってしまうと考えられています。
オステオカルシン、オステオポンチンを生みだす骨が人間の老化を防ぐ可能性が大いに高まりました。
骨の細胞が人間の健康・老化をつかさどると言ってもいいかもしれません。
ヒントとなるのは骨に衝撃を与えること=活動すること、なんですね。
骨の機能まとめ
- 筋力アップ
- 精力アップ
- 記憶力アップ
- 免疫力アップ
骨は人間の若さを保つひとつの「臓器」であるといわれるのです。
骨が作られる課程の秘密 スクレロスチン
骨は若さをつかさどることがわかりました。では骨を強くするにはどうしたらいいでしょうか?
カルシウムをとることは大事ですね。ですが、それだけではダメだということがわかっています。
この秘密をにぎるのが、「スクレロスチン」という物質です。
骨が発するスクレロスチンは、「骨を作るのをやめよう!」という命令を出します。
スクレロスチンの発見は医学界で衝撃的なものでした。
スクレロスチンは骨の量をコントロールする働きがあるのです。
骨を作るブレーキとなるのがスクレロスチンです。
このスクレロスチンがない方は、骨が無限に作られるという骨の難病になっていした。
骨は作り続けられると問題です。ですからスクレロスチンが必要になっています。
破骨細胞と骨芽細胞
破骨細胞とは文字通り骨を壊して作り変える細胞です。
この骨の作り変えが行われないと「疲労骨折」が起こってしまいます。
骨を作る細胞は骨芽細胞です。
破骨細胞がつくった骨の穴に新しい骨を作ります。
体の中が工事現場になっているような感じですね^^
そこにスクレロスチンが登場します。
骨を作るのをやめよう!と言って骨の建設が休憩になります。
人体の中ではこのようなしくみが日々繰り返されています。
骨の製造の命令を出す骨細胞
骨の製造、休止を命令するのはカルシウムの貯蔵庫でもある骨の中にある骨細胞です。
骨細胞は全身で数百億個あります。
個で数百億個の命令次第で骨の作られ方が決まってきます。
若さを保つ骨の細胞は骨芽細胞
若さを出す骨の機能をささえるのが、骨芽細胞です。
骨芽細胞は骨を作る細胞ですね。
骨芽細胞が出すメッセージが全身に送られ、体の若さを保っています。
精力・免疫力・記憶力・筋力ぜんぶに良い影響を与えます。
高齢者の方が骨折をきっかけに急速に衰えていくのは、この骨と深い関係があります。
骨を強くし若さを取り戻すとっておきの方法
骨=若さなら、骨を強くしたいですね。
スクレロスチンのバランスが崩れると老化が進むことがわかっています。
近年の研究で、骨は体にかかった衝撃を完治し骨を作る命令を出すことがわかっています。
これが骨芽細胞を増やすことに役立っています。
つまり、私達が活動し体に衝撃を与えることで骨芽細胞を活性化させることがわかっています。
ということは?1日の大半を座ってすごしたりしていると若さを保つ骨芽細胞が作られない、活性化しないということになってしまのです!
これは進化の過程で「活動的な個体を残す」という原始的な理屈にもかなっていますね!
歩くのが一番よくて、高齢者の方はヨガやストレッチだけでもいいそうです。