
ご結婚おめでとうございます!
結婚指輪選びで悩んでいますか?結婚指輪を選ぶのって楽しいですよね。私もアトピーですが、結婚指輪は買いました。アトピーがあると金属アレルギーもある方が多いですよね。
しかし、アトピーでも多くの方が結婚指輪を買っています。でも、あなたや旦那様が必要ないと思えば無理に買う必要もないですよね。その分の資金を新居や家具、新婚旅行に使うことができますから。
買うにしても、買わないにしても、お二人で話し合って決めたらいいと思います。うちの場合は、「肌の調子が悪かったらはずすかもしれないけど、あなたには結婚指輪をしてほしいし、買いたい」と私が希望したので、買ってくれました。
ここでは、アトピーと関係が深い「金属アレルギーを起こしにくい結婚指輪」についてご紹介します。
一般的な結婚指輪の素材
結婚指輪といえば、プラチナというイメージがあるかもしれませんが、他にもたくさんの素材があります。
- プラチナ
- ゴールド(ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールド)
- パラジウム
- チタン
- ステンレス
- シルバー
- タングステン
金属アレルギーでも荒れにくい素材
金属の中には金属アレルギーを引き起こしやすい素材があります。一番はニッケルです。実はプラチナ・金・シルバーは金属アレルギーになりにくい素材なのです。
しかし実際には、金やプラチナのアクセサリーで金属アレルギーになる人が置いですよね?それは、金やプラチナが100%ではないからです。
たとえば、アクセサリーとして加工されるプラチナは100%ではありません。プラチナ900や950になっていますよね。これは、プラチナにパラジウムが混ざっているからです。パラジウムを混ぜて硬くしないと、プラチナ100%だと柔らかくて指輪には向かないんですね。
パラジウムは、ニッケル・コバルト・スズ・水銀と並んで金属アレルギーになりやすい素材です。プラチナだけだと金属アレルギーになりにくいのですが、パラジウムとの合金なので結局はパラジウムと同じように金属アレルギーを引き起こしやすくなっているといわけです。
金についてもアクセサリー用の金は銀と銅が混ざっていますので、やはり金属アレルギーを引き起こすリスクがあるというわけです。
医療用サージカルピアス=安全ではない
サージカルステンレスが「金属アレルギーでも安心」と言われていますが、それはちょっと待った!です。
サージカルステンレスには、ニッケルが含まれています。ニッケルは一番金属アレルギーの方が避けたほうがいい素材です。ですからサージカルステンレスなら何でも安全とは言えないのです。
安全で肌があれない素材は?
金属アレルギーは、イオン化した素材が溶け出すことによって、肌が反応してしまうアレルギーです。ですから、イオン化して溶け出さない金属がおすすめということになります。
例をあげると
- チタン
- ジルコニウム
- ハフニウム
- ニオブ
- タルタル
- イリジウム
です。
これらの金属はアレルギーをおこしにくいのですが、加工が難しかったり、貴重な金属(レアメタル)で値段が高いといったデメリットがあります。そして、金属アレルギーが起こりにくいのですが、「絶対に金属アレルギーにならない」わけではありません。
おしゃれで金属アレルギー対応の結婚指輪はどこで買える?
東京代官山にある代官山指輪工房さんは、金属アレルギー対応の専門店です。
社長の廣瀬一京さんが、奥様の金属アレルギーをきっかけに、金属アレルギーの心配がない指輪素材の研究開発、究極の結婚指輪のオーダーメイドをされています。
デザインもとても素敵なので、気になる方はホームページをチェックしてみてくださいね。
代官山指輪工房
http://ringology.org/
まとめ

結婚指輪でアトピーがひどくなってしまったら悲しいですよね。
外出の時だけつけるという方もいます。また、汗など水分と金属が反応すると金属アレルギーになりやすいです。
私の場合は、夏場はつけない、水にぬれた時はすぐに拭く、水仕事の前ははずす、といった点を意識すると、大丈夫ですよ。ちょっとめんどくさくて、外したまま忘れていることもありますが^^