
生理不順を治療したいと思っていますか?
生理不順は、単純に生理が不規則になるだけではありません。
赤ちゃんがほしいと思っても、生理不順だと妊娠しにくいのです。
生理周期は、体の不調や不妊など、女性の体や気持ちに大きく関係しています。
生理不順を治すには、体を温めて血行をよくしたり、ストレスを減らすようにする方法もあります。
そして、近年では薬による治療やホルモン療法も取り入れる方が増え、注目されていますよ。
このページでは、ピルや漢方薬などお薬による治療法とサプリメントについて解説しています。
目次
薬による治療方法

生理不順の治療方法の中で、薬による対処法は、下記の3つです。
- 西洋薬
- 漢方薬
- ホルモン療法
[st-kaiwa3]それぞれについて、みていきましょう![/st-kaiwa3]
西洋薬
西洋薬で使う薬は、おもに鎮痛剤です。
鎮痛剤には、頭痛や生理痛の原因となる物質を抑える働きがあります。
生理痛の辛い症状を抑えるためには、鎮痛剤が有効です。
頭痛や生理痛の原因物質とは?
頭痛や生理痛の原因物質は、プロスタグランジンです。
この「プロスタグランジン」は、生理のときに、子宮を収縮させ、経血(はがれおちた子宮内膜を血液)を体外に排出する働きをしています。
プロスタグランジンの分泌量が多いと、子宮の収縮が過剰になり、お腹や腰の痛みがひどくなるのです。
漢方薬
漢方で体内のエネルギーと血液のことを「気血」と言います。
漢方薬は、この気血のバランスを保つ働きをしてくれます。
バランスを保つことで、生理痛を緩和する働きがあります。
ホルモン療法

ホルモン療法には、低用量ピルを用いる方法とHRT(ホルモン補充療法)があります。
低用量ピル
低用量ピルを服用することで、生理周期を正常に保つことができます。
女性ホルモンを利用するので、月経前症候群(PMS)を改善する効果もあります。
また、ニキビが改善したり、肌荒れが治ったりといった効果もあります。※個人差があります
HRT(ホルモン補充療法)
HRT(ホルモン補充療法)は、エストロゲンという卵胞ホルモンそのものを補う治療法です。
エストロゲンが減少する閉経前後に、更年期障害に悩まされる女性が多いですが、この更年期障害の治療にも用いられる方法です。
HRT(ホルモン補充療法)は、エストロゲン(卵胞ホルモン)と、プロゲステロン(黄体ホルモン)を併用するのが基本の治療法です。
エストロゲンの作用と効果
- 生理周期の前半期間の安定
- 胸のラインの形成
- 美肌効果
- 女性の美しさ
- 新陳代謝向上
- 若々しさの維持
プロゲステロンの作用と効果
- 生理周期の後半期間の維持
- 基礎体温の上昇
- 妊娠の維持
- 乳腺の形成
- 乳がんの抑制(多量のプロゲステロン)
サプリメント
薬のように副作用がなく、穏やかに作用するのがサプリメントです。
副作用の心配がないので、気軽に取り入れられるというメリットがありますね。
薬ほどの即効性はないので、継続して服用するのが基本です。
生理周期・更年期障害が気になる女性のためのサプリメント
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まとめ

生理不順は女性の美と健康に、大きな影響を与えます。
自分の体調、体質に合ったお薬やサプリを選ぶことで、生理周期を安定させ、美しく健康に過ごしましょう。